朝ドラ「おかえりモネ」“りょーちんパパ”浅野忠信の演技を視聴者絶賛も…「方言うますぎで何を言っているのか…」「字幕必須」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の第18話が9日、放送され、ネットで、俳優・浅野忠信の演技が話題になった。視聴者が唸ったのは、浅野演じる漁師、及川新次の方言で、そのクオリティーの高さにSNSには「うますぎて何を言っているのかわからない」「字幕を入れてほしい」といった戸惑いの声があがっている。

宮城県気仙沼湾沖の島で生まれ育った主人公が天気予報の魅力を知り、気象予報士として成長していく姿を描く「おかえりモネ」。女優・清原果耶が主演を務める。

物語は現在、第4週「みーちゃんとカキ」(16~20話)が放送されており、この日の放送で、新次が、百音の父で同級生の耕治(内野聖陽)と街で久しぶりに会い、居酒屋で酒を飲み交わすシーンがあった。もともと2人は親友だったが、カリスマ漁師として知られていた新次は、東日本大震災で自分の船を失ってしまい、それ以降、2人の関係は微妙なものになっていた。

震災以降、船に乗っていない新次に対し、耕治は「もったいない。才能の塊だろ」と指摘。しかし新次は「いまさら、よそんちの船なんか乗れっかよ」と冷たく突き放した。その場にいづらくなった新次は店を出ようとするが、外は大雨。耕治は「使えよ」と言って折り畳み傘を差し出した。すると新次は「準備がいいな、おめえは…」と切り出し「昔っから、そつがねえっつうかよ。俺の船んときもそうだよ。おめえの判断、正しかったよな。でもよ、たぎつけたのおめえだろ?金で首が閉まるってわかってても、なんとかするのが銀行員でねえの?」と言って耕治を追い詰めた。かつての親友の言葉に反論できない耕治。新次は「なんつうのは、甘えかね」と述べ、薄ら笑いを浮かべながらその場を去った。新次の背中を耕治は寂しそうに見送った。

実力派同士の演技合戦に多くの視聴者が釘付けとなった。SNSには「なんか映画のワンシーンみたい」「息が詰まるシーンだった。内野さんと浅野さんの強烈オーラの静かなぶつかり合い」「朝からこんな濃密なお芝居見れるとは思わなかった」などの声がズラリ。攻めの新次と受けの耕治という構図の場面に朝ドラファンが見入った。

そのなかで多くの視聴者が絶賛したのが、浅野のセリフ回し。放送中からツイッターには「話し方がすごく自然」「なまり上手いなあー」「方言がものすごく自然でひっくり返った朝」という書き込みが相次ぎ、「東北の浜の酔ったおんちゃんが完璧でびっくり」「漁師が似合うなぁ。いそうなんだよね。港に」とたたえるネットユーザーもいた。

一方、あまりのうまさに「方言がうますぎて、何言ってるのか分からなかった」「今日めっちゃ泣けたけど、浅野さんは方言がすごくて何言ってるかよくわからなかった…雰囲気で理解」「衝撃的なこと言うよ。浅野忠信さんの方言キツくて、何言ってるか聞き取れなかった。私、宮城県人として、終わってる」「すまね、りょーちんパパ(新次のネットでの愛称)。何いっでんだがわがんね」という声も寄せられた。

ドラマの内容を理解するため、字幕設定を「オン」にしているという視聴者も少なくないようだ。ツイッターには、「りょーちんパパは字幕必須ですね」「今朝のおかモネ、浅野忠信さんが素敵やった。字幕必須やけど」「たぶん方言が上手すぎるのか…標準語圏で生活する私は字幕で見ています」というコメントも見受けられた。